メガバンクや地方銀行には明確な違いがあった

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銀行の種類

銀行によって取り扱い商品やサービス、手数料や金利などにおいて様々な違いがあります。

 

みなさんは銀行と言ってどこを思い浮かべるでしょうか?多くの人がみずほ銀行などのメガバンクや地元の銀行などを思い浮かべると思います。

 

 

銀行と一口に言ってもそれぞれがカテゴリー分けされており、役割が異なります。

 

その種類は中央銀行、都市銀行、ゆうちょ銀行、地方銀行、第二地方銀行、新たな形態の銀行、信託銀行、政策金融機関に大きく分けられます。

 

 

中央銀行

日本における中央銀行とは日本銀行(日銀)のことであり、出資金の半分強は日本政府によるものです。

 

日銀は普通の銀行と異なり、物価の安定と金融システムの安定を目的として動いています。そのため一般の預金などは行われておらず金融機関同士の取引決済を行うなど「銀行の銀行」としての役割を持っています。

 

一般の人はほとんど利用する機会はなさそうです。

 

 

都市銀行

東京・大阪などの大都市に本店を持ち、広域展開している銀行を都市銀行(都銀)といいます。

 

しかし、上記の条件を満たしているからと言って都銀になれるわけではなく、現在では5つの銀行に限定されています。

  • みずほ銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行

 

特にみずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行の3行は「三大メガバンク」と呼ばれ、預金残高が極めて莫大です。

 

支店もほぼ全国に展開しており、馴染みが深いのではないでしょうか。

 

支店やATMが近く、引っ越した先にも支店がある場合が多いので不便が少ないというメリットがあります。

 

 

みずほ銀行は全47都道府県に支店がある唯一の銀行、三菱UFJ銀行は31都道府県、三井住友銀行は15都道府県、りそな銀行・埼玉りそな銀行は26都道府県に支店があります。

 

 

地方銀行・第二地方銀行

都市銀行以外の全国地方銀行協会または第二地方銀行協会に属する銀行です。

 

北海道銀行や青森銀行などの地方銀行はその地域の企業などを中心とした融資事業を行い、その地域に根づいた運営をしています。

 

全国展開を行い規模も大きい都市銀行が大企業を相手にするのとは異なり、地元の中小企業等でも積極的に融資を行ってくれます。

 

また、個人レベルでもローンなどの面で都市銀行は金持ち相手と言った感じですが、地方銀行は地元の付き合いが長い人を優遇してくれます。

 

 

ただ、他の地域へ引越したりする場合は営業地域外となる場合が多いので他銀行の口座を開設しなければならないという手間が増えます。

 

 

新たな形態の銀行

通常の銀行とは異なり、実際の店舗を持たずインターネット上などで営業を行う銀行です。(ネット銀行など)

 

ネット銀行は営業を行う上で必要最小限の店舗のみを持つので維持費や人件費を抑制することができます。そのため普通の銀行よりも手数料や金利の面で有利になる場合が多いです。

 

 

普通の銀行ではネット振込やATMの利用を行うと手数料がかかりますが、ネット銀行は振込手数料・ATM手数料無料回数が付与されたりします

 

また、預金の金利が0.001%など軒並み低い中、0.2%などの金利を提供することが可能となっており、ローン金利も普通の銀行より有利なことが多いです。

 

ネットという事もあり、セキュリティにはどの銀行も気を使っており、様々な対策が備えられています。

 

利便性・金利・手数料全てにおいて普通の銀行を上回る勢いのネット銀行は用途によって使い分けると便利になるでしょう。

 

定期預金の金利が高い銀行

 

 

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行は郵政民営化の際に日本郵政公社から郵便貯金事業を引き継ぎ誕生した銀行です。

 

普通の銀行とは適用される法律や制度が違うため「預金」ではなく「貯金」と呼んだり細かい部分が異なりますが基本的な利用方法は同じです。

 

ゆうちょ銀行の便利なところは全国に店舗があるためどこに行っても利用できる点です。

 

転勤族などには必須と言ってもいいくらいですね。

 

 

信託銀行

通常の銀行業務に加えて信託業務を行う銀行です。

 

定期預金も行っていますが、基本的には信託財産のやりとりが中心となります。

 

銀行と信託銀行の違い

 

 

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