スポンサーリンク
デビットカードとクレジットカードの違い
最近CMも多く流れるようになってきているデビットカード。
なんとなくクレジットカードと似たようなカードというのは分かってもハッキリした違いは分からないという人も多いのではないでしょうか。
今回はデビットカードとクレジットカードの違いを紹介します。
口座引き落としのタイミングが違う
まず一番の違いが口座引き落としのタイミングです。
クレジットカード → 後払いデビットカード → 即時引き落とし
「クレジットカード」は支払いをカード会社に立て替えてもらい、引き落とし日にまとめて銀行口座から引き落とされるというものです。
立て替えてもらっている形になるので、ある意味では借金とも考えることができるかもしれませんね。
残高以上に使ってしまう危険もあり得ない事ではありません。クレジットカードを嫌う人が居るのはこのためです。
対して「デビットカード」はカード使用時、即時に銀行口座から引き落とされるという仕組みです。口座残高がなければ使用できません。
なのでデビットカードは持っている現金をカードにしたようなものなので、クレジットカードのように残高以上に使いすぎる心配がありません。
支払い回数
デビットカードは即時引き落としなので、支払い回数は1回払いのみです。口座の残高を把握して買い物をしましょう。
対してクレジットカードは一括払い、2回払い、分割払い、ボーナス払い、リボ払いなどがあります。
基本的に分割払いやリボ払いは残金に対して手数料がかかってくるので一括払いか2回払いにしておきましょう。
特にリボ払いは年利15〜18%というものすごく高い手数料を支払わなければならないので、計画的な利用を考えている人以外はリボ払いを利用しないようにしましょう。
発行会社
デビットカードを発行しているのは主に銀行などの金融機関です。
クレジットカードはカード会社が発行しており、どの銀行口座も引き落とし口座に指定出来ますが、デビットカードは発行した金融機関だけが引き落とし口座となります。
例:
三菱東京UFJ-VISAデビットで支払い → 三菱東京UFJ銀行のみ引き落とし可能
JNB VISAデビットで支払い → ジャパンネット銀行のみ引き落とし可能
楽天銀行デビットカードで支払い → 楽天銀行のみ引き落とし可能
また、デビットカードにはクレジットカードのようにVISA、MasterCard、JCBの各ブランドがあり、VISAカードが使えるお店で同様にVISAマークが付いたカードが使えます。
クレジットカードも予め引き落とし金融機関を設定するので、利便性にほとんど変わりはありません。
審査
デビットカードの発行には基本的に審査がありません。
なぜならデビットカードは即時払いで口座にある分しか使えないので貸倒れリスクがないからです。
そのため、無職であっても発行できるのです。
対してクレジットカードはカード会社が利用者のお金を立て替えているので、返済できる見込みのある人にしか発行出来ません。
なので収入は十分か、勤務先は問題ないか、過去の利用状況はどうか、家族の状況、持ち家かなど細かい部分まで審査されます。
還元率
デビットカードはクレジットカードのようにポイント還元が充実していませんでしたが、最近ではキャッシュバックやポイントなどの特典が付いて来るようになりました。
あくまで現金を持ち歩く煩わしさを解消するために使っているようなものなので、高ポイント目当ての場合はクレジットカードを使った方が良いでしょう。
利用出来ない例
デビットカードの欠点として、定期的に引き落とされるものについて利用できない場合が多い(VISAは可能)ということです。
例えば、携帯電話や電気代、ガス代といった公共料金などです。
VISAであれば大抵は心配することも無いでしょうが、格安SIMなどではVISAでも利用できない場合があるので注意が必要です。
上記のようにデビットカードはクレジットカードと同じように使うことができます。
クレジットカードは借金だから絶対に使いたくない!という方もいると思いますが、使ったと同時に引き落とされて現金と同じように使えるデビットカードならば小銭が増えて煩わされるという事もなくなり便利なので1枚は持っていてもいいかもしれませんね。
スポンサーリンク