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住信SBIネット銀行の特徴
住信SBIネット銀行は三井住友銀行とSBIホールディングスが共同で出資するネット銀行です。
スマートプログラムという手数料優遇システムや、SBIハイブリッド預金などの特徴があります。
グループ企業のSBI証券との連携も取りやすく、資産運用に対するハードルが低くなっており取っ付きやすいです。
SBIってどういう意味?
SBIホールディングスは元々ソフトバンクの関連会社として設立されたため、SoftBank Investmentの頭文字を取ってSBIとなりました。
その後、SBIホールディングスがソフトバンクグループから離脱したため、整合性を取るためStrategic Business Innovatorに変更しました。
金利の情報
普通預金の金利は0.001%とメガバンク等の金利とあまり変わりありませんが、SBIハイブリッド預金を使えば0.01%と普通預金でありながら定期預金と変わらない金利が適用されるようになります。
定期預金は1ヶ月・2ヶ月・3ヶ月・2年〜5年で0.02%となっていますが、6ヶ月・1年においてキャンペーンが行われた場合0.2%という高金利になります。
キャンペーンは頻繁に行われているので、キャンペーン期間を狙って預金をするのも良いかもしれません。
SBIハイブリッド預金
SBIハイブリッド預金とは、住信SBIネット銀行の普通預金とSBI証券の口座を連携した預金で、普通預金より金利が優遇されるシステムです。
SBIハイブリッド預金に移された預金はSBI証券口座の買付余力となり、その金額分の株や投資信託などが購入可能となります。
定期預金のように拘束されないので解約利率がかからず、いつでも自由に出し入れすることが可能です。(出金時は普通預金に戻す必要あり)
SBIハイブリッド預金の利用方法
- SBIハイブリッド預金を利用する場合はSBI証券の口座を開設した後、住信SBIネット銀行とSBI証券の口座を連携する必要があります。
- 「振替」の項目で出金口座と振替先口座を選択(例:代表口座−円普通 → SBIハイブリッド預金)
- 振替金額を入力(1円以上1円単位)
- 移した預金の金利が優遇されます。
SBIハイブリッド預金から直接出金することは出来ません。
出金する場合はSBIハイブリッド預金から代表口座へ振替を行います。
SBIハイブリッド預金の金利 : 0.01%
(参考)普通預金の金利 : 0.001%
スマートプログラム
住信SBIネット銀行のもう一つの特徴がスマートプログラムです。
これはATM利用時や他行振込時にかかる手数料が無料になる優遇措置です。
ユーザーの利用状況によってランクが付与され、ランクに応じて各月の無料回数が変化します。
ランク4 |
ランク3 |
ランク2 |
ランク1 |
|
---|---|---|---|---|
ATM手数料無料 | 15回 |
7回 |
5回 |
2回 |
他行振込手数料 | 15回 |
7回 |
3回 |
1回 |
30歳未満は口座に1,000円入っているだけで無条件でランク2になります。
簡単にランク2にする方法
以下のいずれかを達成することでランク2になることが出来ます。
その1
預金残高を30万円以上にする。
その2
- 外貨預金(南アフリカランド)を1ランド(約8円)購入
- SBIハイブリッドを利用
その3
30歳未満である
その2、その3の方法でランク2にすれば、ほとんどお金をかけずにランク2にすることができます。
普通に利用していればランク2で十分かと思いますが、ランク3にしたい方もいるかと思われます。その場合は以下の方法がおすすめです。
ランク3にしたい場合
- 外貨預金(南アフリカランド)を1ランド(約8円)購入
- SBIハイブリッドを利用
- 給与の入金あり
上記その2の条件+給与振込口座にするだけでお金をかけずに毎月7回の無料回数が手に入ります。
ランク4にしたい場合
ランク4はリスク商品を含む条件となっているので無理して狙う必要はありません。
- 外貨預金+仕組預金の残高が500万円以上
- 外貨預金+仕組預金の残高が300万円以上+住宅ローン残高あり
以上のどちらかの条件を満たす必要があります。
外貨預金も仕組預金も、預けた金額よりお金が少なくなってしまう「元本割れ」を起こす危険があり、手数料無料のためにそれ以上のお金を損してしまう可能性があります。
そうなっては本末転倒です。特に理由がない限り「ランク3」までに留めておくのが良いかと思います。
また、これらの条件以外にも住信SBIネット銀行が発行しているクレジットカードである「ミライノカード GOLD」を利用し、住信SBIネット銀行を引き落とし口座に設定するとランクが+2されます。
これならローンを利用するより簡単にランク4になることができます。
年会費が3,000円かかりますが、年間100万円以上の利用で年会費を無料にすることができます。
これらの優遇システムを使いこなせれば、金利と合わせてかなりの貯金・節約ができると思います。
非常に便利でお得な銀行なのでドンドン利用していきましょう。
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