MRFで安全運用

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MRF・MMFとは

証券会社の金融商品の中にMRFとMMFというものがあります。

 

これらは低リスク商品として知られており、運用状況によっては定期預金より金利が高くなる事もあります。そんなMRFとMMFについて紹介します。

 

 

MRF・MMFとは

MRFとMMFはともに公社債投資信託に分類される金融商品です。

 

その名の通り国内外の公社債などを中心に運用する投資信託で、運用で得られた利益から分配金を支払います。

 

なので元本保証ではありません。しかし、過去において元本割れが起きたことはありません。

 

 

預けている間は毎月分配金が支払われるので、感覚的には普通預金と同じです。

 

 

MRFとMMFの違い

共通する部分

  • 1円以上1円単位で預入れが可能
  • 運用実績により分配金が決定する
  • 毎月支払われる分配金は再投資される

 

異なる部分

  • MRF:いつでも解約可能。
  • MMF:いつでも解約可能だが、購入後30未満の解約は信託財産留保がかかる。

 

現在ではマイナス金利の影響で国内MMFの新規販売が行われておらず、MRFもほとんど旨味がありません。

 

しかし、これとは別に外貨建MMFというものがあります。

 

外貨建MMFとは

外貨建MMFは、外国公社債投資信託の一種で、格付けの高い海外の国債などを組み入れて運用し、株式は含まない投資信託です。

 

MRFやMMFと同じく運用実績により分配され、毎月再投資されます。

 

売買手数料は無料で、いつでもペナルティなしで換金可能です。

 

 

外貨建MMFのメリット

利回りが高い

安全性が高い米ドル建てのMMFでも年利回りが0.5〜0.7%、豪ドル建ては1%強と利回りが大きいです。

 

トルコリラは9%以上の利回りがありますが、新興国に関してはあまりおすすめできません。

 

少額から購入できる

5000円〜1万円という少額でも購入が可能です。

 

いつでも解約可能

いつ解約してもMMFのように手数料を取られることがありません。

 

 

外貨建MMFのデメリット

為替リスクがある

外貨預金と同じく、円と外国通貨のレートが動けばその影響を受けます。

 

元本保証ではない

為替レートの動きによって、円安になれば利益がでますが円高になると元本割れを起こす可能性があります。

 

為替手数料がかかる

外貨の売値と買値にはスプレッドと呼ばれる差が存在します。通常売値の方が低く設定されているので、その分円安方向にレートが動かなければ損をしてしまいます。

 

 

低リスクではあるので高い利回りを期待するなら使って見るもの手だし、絶対に元本割れは許さないというならネット銀行の定期預金を使った方が良いでしょう。

 

 

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