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ゆうちょ銀行の特徴
ゆうちょ銀行は郵政民営化の際に「日本郵政公社」から「郵便貯金事業」を引き継ぎ誕生した銀行で、銀行コードは9900です。
以前は「日本郵政公社」が郵政三事業(郵便・郵便貯金・簡易保険)を行っていましたが、郵政民営化によりに再編・分割され現在では以下のようになっています。
- 日本郵便株式会社
- 株式会社ゆうちょ銀行
- 株式会社かんぽ生命保険
日本全国に店舗があり、大抵の郵便局なら取り扱い可能なので引っ越しがあっても不便はありません。
金利の情報
いつでも出し入れでき、給与受取、公共料金の払込などが利用できる通常貯金は一律0.001%となっています。
一方、定期貯金は預入期間を設定できるが、満期までの間に払い戻す場合は金利が下がる。満期後は解約か自動継続が選択できる。
※すべての期間で0.01%
ゆうちょ銀行でも他の都市銀行や地方銀行と同じく最低水準のものです。金利が高い銀行が良いならネット銀行を使った方が良いでしょう。
貯金と預金の違い
一般的にお金を預けることを「貯金する」と使っている人も多いですが、正確に言うと銀行や信用金庫などにお金を預けることを「預金」、ゆうちょ銀行にお金を預けることを「貯金」といいます。
これはそもそも明治時代に始まった郵便貯金に適用される法律や運用方法が銀行とは違ったために起きたことで、現在では一般の利用者にとって大きな違いはありません。
金融機関が破綻した場合に1000万円までの元本と利息が保証されるという点については、制度が違えど内容は変わりません。
最も大きな違いは預け入れる事ができる限度額で、銀行が無制限なのに対してゆうちょ銀行は1300万円までとなっています。
手数料
ゆうちょ銀行→ゆうちょ銀行宛の振込手数料
ゆうちょ銀行同士で振込を行う場合は手数料が月5回まで無料となるゆうちょダイレクトを使うのが良いでしょう。
ATMからでも月3回までは手数料が無料(以降108円の手数料がかかります)で、窓口からの振込は手数料が144円と優遇サービスなしの状態で比べればメガバンクより有利となっています。
ゆうちょ銀行→他行宛ての振込手数料
ゆうちょ銀行から他行へ振り込む場合、手数料の優遇はありません。
ATM、ゆうちょダイレクトで216〜432円の手数料がかかります。
ゆうちょ銀行には他銀行が実施しているような手数料優遇プログラムはありませんが、通常の状態で他の銀行よりお得になる部分があります。
ゆうちょ銀行のサービス
ゆうちょダイレクト
ゆうちょダイレクトなら忙しくて銀行に行けないサラリーマンなど働いてる人でも24時間365日パソコンやスマートフォンから様々な手続きや申込みが可能となります。
残高確認、入出金明細、振込、各種申込が可能となります。
窓口やATMを利用するよりお得になります。
ゆうちょ口座や他行あての送金が最大31日先まで予約可能となります。
ゆうちょ口座に入出金が合った場合、メールで知らせてくれるのですぐ確認できます。
通常のパスワードに加えて合言葉、画像認証、トークンによるワンタイムパスワードなど様々な対策が施されています。
ゆうちょダイレクト+
通常は通帳が必要になりますが、通帳を使わずにインターネット上で入出金明細を確認できるようにします。(15ヶ月前までの分)
紙の通帳を使わないので、繰越が不要になり、盗難や紛失の心配がありません。
とりあえずで開設しても十分使える銀行
利用する銀行に迷ったらゆうちょ銀行を使うのが一番無難かもしれません。
とりあえず最初はメインとしてゆうちょ銀行の口座は1つ確保しておき、その上で金利や手数料無料特典などこだわりたい部分が出てきたら比較検討するようにします。
- 家から店舗・ATMが近い方がいい → ゆうちょ・メガバンク・地元の銀行・信用金庫など
- 会社から口座を指定された → 指定された銀行口座
- 金利が高いほうがいい → ネット銀行など
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